2012年3月26日 (月)

【Exhibition “From Hand to Hand”message of 11.3.2011】 のお知らせ

日本のイラストレーターの有志の方たちが、世界の仲間に声をかけて、展覧会を開催します。

題して、「手から手へ 11、3、2011 震災後のメッセージ」展。

サイトは、こちらからご覧になれます。(こちら

スロヴァキア在住の絵本画家、降矢なな が発起人となり、企画したものです。

サイトは、日本語、スロヴァキア語、英語でお読みいただけます。

少し長くなりますが、サイトからこの企画の趣旨をコピーしてご紹介します。

2011年3月11日、この日を境に日本は一変しました。
M9の強大な地震。それにより発生した大津波による東日本の太平洋沿岸地域の壊滅的な被害。さらに追い討ちをかけるように“福島第一原発”が大事故を起こしました。放射能は大気中、海洋へと漏れ出し、今もなお事故終息には程遠い状況です。
津波被災地の復興と放射能汚染地域の除染は、日本にとってできるだけ早く解決すべき課題です。しかし、原発事故後時間が経てば経つほど、放射能汚染の除染 の困難さが、普通の日本人の目にも明らかになってきました。子どもは放射線の影響を大人より強く受けます。子どもを持ったお母さんや若い女性の不安は甚大 です。

このような状況の中、アートに何か手助けができるでしょうか。生きることで精一杯の人々にとって、アートなど役立たずでしかないのでしょうか。アートに何ができるのか…。

日本のイラストレーター有志が、世界の仲間たちに声をかけて、この展覧会を企画しました。テーマは「震災そして原発事故後の世界から私たちの未来を考える」。
参加者は、日本から28人、スロヴァキア13人、イタリア3人、オランダ4人、そしてベルギー4人。参加者一人ひとりが、この現実を見据え、メッセージを込めた作品を展示します。

今この時、私たちアーチストができることのひとつ。
私たちの発するメッセージが観客の方々に届き、それが人々の手から手へと伝わり世界に広がっていくことを願い、この展覧会に「手から手へ」展と名づけました。

この展覧会の第一回巡回展は2012年3月から始まります。
多くの方々が会場へ足を運んでくれますように!。

降矢奈々
「手から手へ」展主催者代表

第1回の展示についてのお知らせは、サイト上では英語のみですね。

We would like to invite you to
the opening of the exhibition 
on March 28, 2012 at 4 pm
in the BIB Gallery
The exhibition continues until April 28, 2012
The exhibition premises at No. 41 Panska Street
in Bratislava are open
from 10 am to 6 pm
every day except Monday

Under the auspices of:
The Embassy of Japan in the Slovak Republic

The exhibition is organised with
the cooperation of Slovak Post

詳細は未定ですが、来年は日本でも展示を巡回させたい、ということです。

今後、新しい情報が入り次第、お知らせしたいと思います。ぜひご関心をお寄せください。

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この企画代表者である「降矢なな」は、私の中学時代からの友人。現在、スロヴァキア在住で創作活動を続けています。

3.11直後から、海外のニュースをウオッチするなか、心配して連絡をくれました。日本の報道は信用できない。原発についてはこういう情報があるよ、といったことを。彼女は、外から日本を見て、ずっと心をいためていたのですね。日本のニュースを海の向こうから眺めながら、何ができるのだろうかと考えた末の行動だと思います。少し時間が経ってから、「こういう展示を始めることにした」と連絡をくれました。

第1回、ボローニャでの展示の詳細がなかなか決まらなかったようで、私もちょくちょくサイトをチェックしていたのですが、気付いたときにはそちらはすでに終わっていました。

スロヴァキアのブラスチラヴァでの展示は、3月28日~4月28日まで。オープニングはもうすぐです。お近くの方はお立ち寄りください。

(おなじ記事を雑記帳にも掲載しています)

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2011年12月30日 (金)

『古本道入門  買うたのしみ、売るよろこび』 岡崎武志

岡崎武志さん(オカタケさん)は「つなぐ人」。私の中では、そういう存在だ。何をつなぐかというと、古本屋さんと、古本を探すのが好きな人と、古本を読むのが好きな人と、古本のことを語るのが好きな人と、古本を売るのが好きな人と、本が好きな人と、本を読むのが好きな人と、本にまつわるいろいろな人たちとをつないでくれるのです。しかつめらしいことを言わずに、ひょいっとつないでくれます。簡単なことではないと思いますが、オカタケさんの周囲には、気付けば、いろんな立場の人たちが、同じ場所、同じ高さに立っていることが多いのです。本の世界をフラットにするオカタケ・マジックです。

この本の帯にはこうあります。「敷居は低いが、奥は深い。『本好き以上、古書通未満』の方へ」と。

私は、とみきち屋として古本市に参加させてもらっています。でも、本当のところは、番頭の風太郎が参加したいと言って始まった話でありまして、私自身は古本屋さんというところに足を踏み入れたことはほとんどありません。こういう人間にとって、古本屋さんはものすごく敷居が高いところです。

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2011年11月30日 (水)

『安売りするな!「価値」を売れ!』 藤村正宏

『安売りするな!「価値」を売れ!』

エクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)を提唱する藤村正宏氏、久しぶりの新刊がもうすぐ発売になります。(実業之日本社より、12月8日発売予定)

ただいまアマゾンで予約受付中ですよ~。

ビジネスを楽しもう。お客様と関係性を築こう。価値を届けよう。買う理由を伝えよう。

モノを売るな。そのモノを買ったらどんなしあわせな時間、気持ちが手に入るのかを伝えて、その「コト(事)」を売ろう。

それが、最初の本、『「モノ」を売るな!「体験」を売れ!』に書かれていたこと。

2001年に書かれたこの本の基本は、今も全く変わらずに通用します。

ビジネスにおける普遍的なことを言っているからでしょう。

藤村氏の基本の考え方は、とても平易で、人間的です。

誰のことも不幸にせずに、関わる人も、自分も、笑顔になれるビジネスをしよう。

エクスマを知ると、嫌いになってしまっている今の自分の仕事が、ビジネスが、また好きになれるかもしれません。

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エクスマセミナーに仕事で関わらせていただくようになって、ずいぶん年月が経ちました。セミナーはかれこれ60回くらい聞いているかもしれません。本書についても、ほんのちょこっと、遠くのほうから応援しました。オススメです!

12月8日には、出版記念セミナーもありますよ。(こちら

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2011年10月 8日 (土)

不忍ブックストリート「秋も一箱古本市 2011」出店のお知らせ

明日は「秋も一箱古本市 2011」です♪

不忍ブックストリート「秋も一箱古本市2011」

 10月8日(土) 11:00~16:00

詳細は、こちらのサイトをご覧ください。

 

<とみきち屋>は往来堂書店さん前に出店いたします。

ここは3箱で、脳天松家さん、古書パタリ口さんが一緒です。

出品本については、番頭・風太郎のブログでご紹介しています。

ご笑覧くださいませ~♪

  ◆ 2011年・不忍ブックストリート「秋も一箱古本市」出品本の紹介(1)
  ◆ 2011年・不忍ブックストリート「秋も一箱古本市」出品本の紹介(2)

いかにも<とみきち屋>な品揃えで、皆様のお越しをお待ちしております。

いかにも<とみきち屋>な品揃えって、どんなもの?

気になる方は、迷わず往来堂書店さん前にGO! 

久しぶりにお天気に恵まれた古本市になりそうです。

歩きやすい靴、小銭、丈夫な布製袋をご用意のうえ、お出かけくださいね。

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2011年9月17日 (土)

「第12回鬼子母神通り みちくさ市」出店のお知らせ

明日、9月18日(日)に

「第12回 鬼子母神通り みちくさ市」が開催されます。

http://kmstreet.exblog.jp/

台風の影響でちょっとお天気が心配ですが。

万が一、雨が降ってしまいましたら、翌日に延期です。でも、きっと大丈夫。

<とみきち屋>出店いたします。

場所は、初めて参加したときと同じ「池田ビル大シャッター前」。

出品本の一部を、番頭・風太郎のブログでご紹介しております。

こちらです。

ラインナップを見ると、読みたいなと思う本がいろいろあります。

相変わらず店主、未読本オンパレードです。

皆様にも喜んでいただける1冊が見つかるかも!!

お誘い合わせのうえ、ぜひ起こしください。

名ばかり店主・とみきちも、番頭ともども、皆様のお越しをお待ちしております♪

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2011年9月 4日 (日)

『想い出の作家たち』 文藝春秋編

1990~93年にかけて「オール讀物」に連載された、元「文藝春秋」編集長の岡崎満義による作家の家族への聞き書きシリーズ。『想い出の作家たち1』(1993)、『想い出の作家たち2』(1994)を編纂して、文春文庫におさめられたもの。お値打ちの1冊です。

同じ回想でも、聞き書きは、家族自身が書き下ろしたものとは異なる良さがあると思う。書き下ろしとなると、書き手は、単にエピソードを書くだけでなく、それについての自身の評価、感想を書かなければならないという心境になると思う。そこで、父は、夫はこういう人であったとか、私にとってはこういう存在であったとか、ある種、評価的なまとめを書かざるを得なくなる。聞き書きとなると、家族はそうした“まとめ”から自由な立場にいることができる。思い出すままに出来事を語る。「そういえばこういうことがありましたね~」。語りっぱなしでよいのだ。エピソードをつなぎ合わせて読み物にするのは、聞き手(編集者)の仕事だからである。その出来事の意味合いを考えることから解放された家族が語るエピソードこそ、読者の知りたい初めての事実である可能性はきわめて高い。

「すばらしい夫でした」、「子どもに対する愛情に満ちた親父でした」。家族自身の筆でそんなふうにまとめられてしまったら、「そんなことないでしょう」と読者が突っ込むことはできない。しかし、聞き書きであれば、そうした陳腐な一行感想、一行のまとめを書いてもらわずとも、エピソードそのものから作家の雰囲気、体温、存在感を読者は感じることができる。それがすぐれた聞き書きの最大の強みである、と思うのだ。

家族が、その意味合いを総括せずに語る、ちょっとしたエピソード。それを丹念に拾い上げて、一つひとつの出来事を輝かせ、積み重ねて、具体の作家像を築き上げていく。それが、聞き書き&評伝の醍醐味であり、聞き手(編集者)の腕の見せ所。その意味で、本書は、家族から珠玉のような回想を引き出し、まとめ上げている。すぐれた仕事だと思う。

回想されるのは次の作家たち。

  1. 下母澤寛(明治25~昭和43年、76歳)  語り手:三男
  2. 江戸川乱歩(明治27~昭和40年、71歳) 語り手:長男
  3. 金子光晴(明治28~昭和50年、80歳)   語り手:長男
  4. 尾崎士郎(明治31~昭和39年、66歳)   語り手:夫人
  5. 今東光(明治31~昭和52年、79歳)    語り手:夫人
  6. 海音寺潮五郎(明治34~昭和52年、76歳) 語り手:次女
  7. 横溝正史(明治35~昭和56年、79歳)   語り手:夫人
  8. 山本周五郎(明治36~昭和42年、64歳) 語り手:次男
  9. 井上靖(明治40~平成3年、84歳)     語り手:夫人
  10. 新田次郎(明治45~昭和55年、68歳)   語り手:夫人
  11. 柴田錬三郎(大正6~昭和53年、61歳)  語り手:夫人
  12. 五味康祐(大正10~昭和55年、59歳)   語り手:夫人
  13. 立原正秋(大正15~昭和55年、64歳)   語り手:長女

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2011年5月15日 (日)

とみきち屋の第10回みちくさ市 2011.5.8(番外編)

晴天に恵まれました、第10回みちくさ市。プレ開催を含め、7回目くらいの出店になるでしょうか。お約束どおりセンスゼロ、段ボール、せんべい缶、やる気のないPOP、100円ショップのかごといった店構えです。いつもの大家さんのガレージをお借りして、店を出させていただきました。

いつもお越しいただくお客様、出店者の方々とのやりとりや、とみきち屋から巣立っていった本たちのことは、番頭・風太郎からご報告申し上げるといたしまして(一箱古本市の後になりますから、たぶん秋風が吹く頃になるでしょうか・笑)、私からは、お約束どおり、番外編として、2つのご報告をば申し上げることにいたします。

題して、1.「南陀楼綾繁氏、驚きの暴言!!」事件、2.「はにかみ元高校生君とお話ししちゃった!!」事件、です。

さて、まいりましょう。

1.南陀楼綾繁氏、驚きの暴言!!」事件

南陀楼綾繁さんをもしご存じでなければ、古本市の世界ではちょっとモグリと思われちゃうかもしれません。『古本市のあるき方』の著者で、一箱古本市の創始者ですよ。そして、素人の古本好きな人たちをストリートに引っ張り出した張本人です。あ、そういえば、古書ほうろうのミカコさんの製作による「ミスター一箱古本市」の黄色のたすきは最近どうなったのでしょうか。

ま、それはおいておいて……。

不忍ブックストリートの最終イベントが午後にあるので、11時にはみちくさ市に行きますという予告があったので、今か今かとお待ちしていたところ、じゃじゃーん、御大登場! でも、我が店の前はするするするーと素通り。いつものこと、なり。本部に挨拶に行かれたのでありましょうね。

その後、戻ってこられたタイミングで、ちょっと離れたところにいた番頭も、つん堂さん(うちの番頭を心のお父さんと呼ぶ、超珍しい(笑)方です)も一緒になって、我が店の前の酸素が一気に薄くなる感じ。

そこで、あの一言が発せられたのでした。

「ああ、ちょうど守銭奴たちが揃っているじゃないか。そこに3人並んで。記念撮影するから」と。

守銭奴 しゅせんど SHUSENDO。。。

生まれてこのかたずっと貧乏暮らしをしておりますから、お金というのはないよりはあったほうがいいよね、と思わないこともありませんが、自分とは全く無縁の単語であると思い続けて約50年。驚きました。人生、長く生きてみるものです。

一箱古本市で、とみきち屋が、初日の売上金額1位、つん堂さんが2日目に1位だったことをたたえてくださったのでありましょうねえ。わかっていますって。「おめでとう。よかったね」と言いたい気持ちは山々だけど、ついついストレートを投げず、カーブやシュートを投げてしまうタイプなんですねえ。

お客さんとしての南陀楼さんは、とみきち屋をスルーして、ほとんど買ってくれません(買ってくれたのはたったの1回だけ)。そのことを飲み会などでねちねち言うと(笑)、「なんでこの二人は揃って僕をそんなにいじめるんだよ~」なんて言うんですよ。そりゃ、南陀楼さんが好きだからに決まってるじゃないですかねえ。わかんない人だなあ。これからも言い寄りますからね~。

というわけで、南陀楼さんとわれわれとみきち屋とは、これからもきっと屈折した愛情で結びつき続けることでありましょう。

さて、お待たせいたしました。次の事件の主人公ははにかみ君。

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2011年5月 9日 (月)

みちくさ市御礼。

みちくさ市でした。暑すぎるほどの晴天。

にぎわいました。

先回、中止となっただけに、このお天気と人出はとても嬉しかったですね。

多数ご来店いただきまして、ありがとうございました♪

一箱古本市に続いて、開店前にお越しいただいたdozoさんをはじめ、連続でご来店&お買い上げいただいた多くのおなじみのお客さま。一箱ではお姿を見かけず、どうされたのかと勝手に心配していた、大のお得意様のHさん、既に高校生ではなくなったはにかみ「元」高校生くん、番頭の旧友・A氏。そして、同じ場所に出店されたく古書・カフェしゃまんべさん、古本なまねこさん、いつもお世話になるわめぞの皆さん、大家さん、商店会の皆さん。本当にありがとうございました。おかげさまで、楽しい休日を過ごさせていただきました。

心から感謝します♪

本日も、例によって、いろいろなエピソードがございましたです。

遅筆の風太郎のことですから、一箱古本市から始めるとなると、いつになるかわかりませんが、追々、お礼かたがたブログにご報告をぽつぽつとアップしていくことと思います。

もしも私が番外編を担当するとしたら……

・ナンダロウ氏、驚きの暴言(笑)

・はにかみ(元)高校生くんとのおしゃべり

でしょうか。また日を改めて書きますね。

とりいそぎ御礼のみで。

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2011年5月 8日 (日)

第10回みちくさ市のお知らせ。

またまた直前のお知らせで、まことに申し訳ありません。

      明日、5月8日(日) 11:00~16:00

第10回鬼子母神通りみちくさ市 に「とみきち屋」として出店いたします。

前回は、震災後の日程であった関係から開催が見合わされましたので、今年初めてのみちくさ市ですよ。

ぶらりぶらりとお散歩がてら、お出かけください。

公式ホームページはこちらです。→ http://kmstreet.exblog.jp/

とみきち屋出品本につきましては、例によって、番頭であります風太郎のブログでご紹介しております。お目通しくださいませ。 → http://ramble-in-books.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-2385.html

ちらりと見たところ、一箱古本市とは、全く違うラインナップのようです。

多くの皆様のお越しを心からお待ちしています♪

お声をかけてくださいね。

とみきち屋としても、久しぶりのみちくさ市を一日楽しませていただくつもりです。

寄る年波、私は紫外線と腰痛、番頭は腰痛と熱中症に注意、かな。

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2011年5月 2日 (月)

「一箱古本市」御礼 そして 「いわきマルシェ」

4月30日、一箱古本市1日目が無事に終了し、とみきち屋も無事に一日を楽しく過ごさせていただきました。主催者、助っ人、お客様、出店者の皆々様、どうもありがとうございました。

根津教会は素敵なところです。午後、コンサートを開催されていたので、午前中の発声練習からずっと、音楽が聞こえていて、とても豊かな心安らぐひとときを、青空の下で過ごすことができました。

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本を介して、多くの人と出会うことの楽しさは、格別です。今回は特に、番頭セレクションの90%は未読の店主である私、「楽しむ」ことだけを考えて参加しました。立ち寄ってくださる方、お買い上げくださる方のみならず、かかわってくださった方すべての方が、とみきち屋にかかわるまえよりも、1ミリでも1ミクロンでもいいから、元気になるか、楽しくなるか、してもらえたなら私も幸せ。そう思っていました。そう思っていましたけれど、実際には、書ききれないほどいろいろな方といろいろなお話をして、私自身がたくさんの元気と幸せな気持ちをいただきました。本当にありがとうございました♪

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今回は、「とみきち屋」としてではなく、1つ、特別な出会いだと思ったことがありました。それは、番頭・風太郎も書いていましたが、同じ場所に「いわきマルシェ」さんのコーナーがあったことです。

「がんばっぺ いわき」ののぼりと、頭につけた学芸会のようなPOP。いわきの農産物を売ろう、ということのようです。思わず、「いわきから来られたのですか?」と中心的な感じの女性にお声をかけたところ、そうではなくて、駒込大観音 浄土宗 光源寺の奥様、島田富士子さんでした。「光源寺隊」として、いわきの避難所に炊き出しの食料を届ける活動をしておられます。今回の「いわきマルシェ」も、その活動の一環だそうです。

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実は、私が仕事でお世話になっているマーケティングの勉強グループのメンバーに、いわき湯本の「旅館こいと」さんがいます。女将と支配人がそのグループに参加しています。私も旅館こいとに仲間と一緒に遊びに行き、あんこう鍋、常磐ハワイアンセンターを楽しんだこともあります。

旅館の建物はほとんど無事ですが、震災後、ライフラインがとまり、原発問題もあり、風評被害も起きました。いわき市に、物が何も届かない状態になりました。車が入ってこなくなったのです。コンビニはすべて閉店しました。

「旅館こいと」自身も避難を勧められました。しかし、「ここを守る」と決めた支配人が、覚悟を決めて旅館に泊まり込み、旅館にあった食材の炊き出しをしたり、人助けをしたりしていたら、少しずつ人が集まり、従業員も自発的に戻ってきて、多方面からの支援も集まり、避難所のようになりました。地震に怯えている周囲の子どもたちに楽しいひとときをと思って、全国の勉強仲間にブログで支援を呼びかけたら、子ども用のDVDがどっさり送られてきて、映画鑑賞会を開くことができ、近所の子どもたちに笑顔が戻りました。

震災後だいぶ日にちがたってから日帰り温泉を再開したときは、「生き返った!」と喜ぶ方が多かったそうです。皆さん、心身ともに緊張し続け、疲れ果てていたのですね。嬉しくて一緒に泣いたそうです。

今では、原発の復旧のために働く人の宿泊を引き受けています。お給料がちゃんと払えないような状況でも、スタッフのみんなが「がんばっぺ」といって、明るく働いています。何もかも足りないなかで、女将も、支配人も、調理場に入り、食事をつくったりしています。

そんな「旅館こいと」を応援している全国の多くの勉強仲間たちは、自発的にそれぞれができる支援をしています。そんな様子をブログ等を通して見ていたので、思わず「いわきマルシェ」の方に声をかけてしまいました。

「いわきマルシェ」の活動の様子は、かんからかんのかあん さんのブログでご覧いただくことができます。

 http://kankarakan.jugem.jp/?eid=1054

翌日、光源寺さんの奥様からメールとお電話で伺ったのは、いわきの避難所の過酷さ、そして、現在展開されている支援活動のご負担の大きさでした。

既にできることは150%やり続けていると思われる「旅館こいと」ですから、友人として私は、これ以上の負担を強いることになるようなことを望むつもりはありません。でも、こうして支援しようと思っている東京の人たちといわきの人の心がつながり、地元で助け合いの具体的なネットワークが広がるためには、やはり中心になって動く人と拠点が地元に欲しい。そうおっしゃる光源寺さんの奥様のお気持ちは痛いほどわかります。

私が「がんばっぺ」ののぼりを立てた「いわきマルシェ」さんと同じ場所に出店することになったのは、偶然とは思えません。自分が具体的にできることはなくても、心を、糸をつなぐお手伝いはできるかもしれない。そう思って、「旅館こいと」に「いわきマルシェ」さんの件で相談の連絡をしました。あとは、具体的に動く方たちが直接話をしていただけたら、と願うばかりです。

いわきマルシェは、5月3日もオープンします。場所は、次の2カ所です。ぜひ足をお運びください。そして、よかったらお声をかけてみてください。

◎5/3火祝11-16時→2ヶ所

◆旧安田邸◆ 

(千代田線「千駄木駅」1番出口より7分、団子坂上信号を右折、
日暮里駅より谷中銀座抜けて15分)

 ※和洋折衷建築は必見!4/30-5/5 安田家の五月飾り公開中!

文京区千駄木5-20-18 Tel 03-3822-2699
 http://www.national-trust.or.jp/properties/y-tei/y-tei.html#komaike2

◆貸はらっぱ「音地(おんぢ)」◆

(日暮里駅西口より5分、朝倉彫塑館通り 旧谷中学校隣)
 台東区谷中7-17-6
 http://ondi.exblog.jp/

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