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2004年7月

2004年7月28日 (水)

芝居「奪うこと」コットンクラブプロデュース8

新宿THEATER/TOPSにて公演中。中西良太と河西健司の二人が、ゲストを迎えて演じる「こと」シリーズの第8弾。ずっと下北沢の舞台で続けてきたのが、今回は初めて新宿で。出演者も総勢7人と通常よりもぐっと増え、本格的芝居になり、新しい味を見せています。笑わせてくれて、ほろりとさせてくれる。舞台の上の俳優と観客が、その場で一緒につくり上げる、その一体感を味わえるサイズのお芝居です。8月1日(日)まで。

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2004年7月25日 (日)

『文学賞メッタ斬り!』 大森望 豊﨑由美

0241669000001.jpg 予想よりも、数倍面白く、数倍実用的な、超おススメ本です! いや~、おもしろかった。特にすばらしいのはデータです。大森vsトヨザキのすっとんだ話に、ちゃんとちゃんと脚注がつき(大森・トヨザキ本人たちの注だけでなく、その話の出所や、本書内の関連記事の参照ページまで)まあ、痒いところに手の届くつくり。もちろん二人の対談に必要なデータも、しっかりと整えてのことでしょうし、これほどきっちりとした仕事はなかなかありません。それだけでもすばらしいっ!

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2004年7月24日 (土)

『疾走』重松清

少年犯罪の当事者の心に寄り添って書く重松清の面目躍如の作品。傑作だと思う。この作品が好きかどうかと聞かれれば、あまり好きとは言えないのだが。舞台は、「ゆめみらい」というプロジェクトで田んぼがつぶされ、タワーが建てられ、そしてプロジェクトが頓挫して荒れ果てる町。重松が繰り返し書く多摩ニュータウンと同じようなコンセプトだ。、そこに住む、夢を持たず、心のつながりもない家族がいる。家族の期待の星だった長男シュウイチの引きこもり、そしてさらなる転落。父親の失踪、母親の転落と、絵に描いたような家族崩壊が進んでいく。

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2004年7月 9日 (金)

『編集とはどのような仕事なのか』 鷲尾賢也

副題は「企画発想から人間交際まで」
帯より 「現役必携! 志望者必読! 一般読者も本を見る眼がガラリと変わる
講談社現代新書の編集長を務め、「選書メチエ」を創刊し、「現代思想の冒険者たち」「日本の歴史」など記念碑的な企画を世に送り出した名編集者が、奥義のすべてを披露する。」

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2004年7月 4日 (日)

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』 J.D.サリンジャー

0227346700001.jpg 君ならわかってくれるだろうと思うけど、こうして20年振りに、新しい訳者の翻訳で読み返してみると、あらすじを知っているだけとか、読んだことがあるっていうだけで、その本について知っているなんて言ったりするような、まっしぐらに鼻持ちならないやつがいたら、参っちまうよね。いや、まったく。

っていうのが、村上春樹訳を読んでの感想。(春樹風)

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2004年7月 1日 (木)

『だれが「本」を殺すのか』 佐野眞一

0196886700001.jpg 後半は読み飛ばしてしまった。驚くべきことに、bk1のサイトを見たら、本書の書評が37本も! さすがに本好きの集まるサイトである。今さら読んでいる私は、相当遅れているわけで……。しかし、読んだ以上は感想なぞを。

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