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2004年8月

2004年8月28日 (土)

『ねえとうさん』 佐野洋子

世田谷文学館で開催中の「佐野洋子展」に行ってきた。
京王線芦花公園駅を最寄り駅とする当館は、とても心安まる憩いの場所だった。

佐野洋子展は、佐野洋子の何作かの絵本の原画が展示され、原画の下に、絵本の該当ページもあわせて展示されていた。「100万回生きたねこ」「おじさんのかさ」「わたしのぼうし」「だってだってのおばあさん」などなど、原画がいっぱい。

ねえとうさん
佐野洋子作

出版社 小学館
発売日 2001.11
価格  ¥ 1,470(¥ 1,400)
ISBN  4097273248

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これは佐野洋子の絵本としては最新作のよう。原画を見る限り、とーーーっても楽しくて、あったかい、ちょっと泣きそうになるお話です。絵本のレイアウトが(絵の入れ方と活字の大きさなど)少しうるさいかなという感じになっているのが残念だけれど。

特別展は9月20日まで。
世田谷文学館

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2004年8月22日 (日)

『一葉の恋』 田辺聖子

田辺聖子が古典に造詣が深いことは定評があるが。このエッセイ集を読むと、古典のみならず、どんなものに心をひかれ、どんな人が好きなのかがよくわかる。そして、バーバーバーちゃん(曾祖母)が仕切る、大阪の大世帯の商家の中で、どんなふうに人情に触れて育ってきたかがわかる。田辺聖子の滋味のあれこれを、一口ずつ味見させてくれるようなエッセイ集である。

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2004年8月15日 (日)

『〈不良〉のための文章術』 書いてお金を稼ぐには  永江朗

一読して、永江朗は真面目な努力家なんだなあとしみじみ思った。雑学の大家だし、いたるところに顔を出すしということで、今風の器用なタレントのようなタイプに見えるかもしれないが、彼の書くハウツー物は、分をわきまえていて、実践的で、もうコツコツと日々努力して腕を磨き、技を極めてきた職人の説く話のようだ。
本書は、退屈男さんがブログで紹介されているのを読んで、面白そうだと思ったのでメモしておいたのでした。

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『雨はコーラがのめない』 江國香織

実は、江國香織の本を読むのは初めてである。雑誌の連載を読んだことはあるし、話題になった本を書店で手に取ってパラパラと斜め読みしたこともある。しかし、一冊丸ごと読んだのは初めてである。これはエッセイだから、小説はまだ読んでいないけれど。

雨はコーラがのめない
江国香織著

出版社 大和書房
発売日 2004.05
価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN  4479681566

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2004年8月14日 (土)

『本の引越し』 高橋英夫

0244373000001.jpg 高橋氏の本職である文芸評論のほうは、実は一冊も読んだことがない。タイトルをざっと見るだけでも、幅広いジャンルに活躍されていることがわかる。『疾走するモーツァルト』『西行』『ドイツを読む楽しみ』『批評の精神』などなど。本書は、タイトルに「本」「読書」という言葉が入っているエッセイ集の4冊目。

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2004年8月 9日 (月)

『ふつうがえらい』 佐野洋子

またまた佐野洋子。佐野洋子が好きということもあるけれど、今、本を読む時間がなかなかなくて、ここ1カ月ぐらいずっとバッグの中に入れて持ち歩いており、ようやく読み終えたという久しぶりの読了本。

ただいま、世田谷文学館で「佐野洋子 世界の絵本展」開催中。(9月20日まで)
詳しくはこちらをご覧ください。(こちら
ここは、館長が佐伯彰一氏で、なかなか面白いイベントを企画しています。

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