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2005年8月

2005年8月28日 (日)

『自分の頭と身体(からだ)で考える』 養老猛司+甲野善紀

自分の頭と身体(からだ)で考える
養老 孟司著 / 甲野 善紀著
PHP研究所 (2002.2)
通常2??3日以内に発送します。

人間の脳と身体との関係をテーマにした対談かと予想したが、実際は、科学、社会、共同体、歴史等について、自在に独自の言葉で語り合う対談であった。共通しているのは、「自分の頭で考える」ことを重視していること、世の中の縛りや仕組みを無条件に受け入れないこと、自分で確認したことしか信じないこと、どんな「主義」にも身を置かないこと。そこから自在にさまざまな事象を語っている。

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2005年8月27日 (土)

『サクラ、サク』 藤原和博

サクラ、サク
サクラ、サク
posted with 簡単リンクくん at 2005. 8.27
藤原/和博??著
幻冬舎 (2005.4)
通常2??3日以内に発送します。

著者は、公立中学民間校長として非常に有名な人物。多数ある著作の中で、本書は初のフィクションである。あとがきを紹介。

この本は、もっともやさしい経営(マネジメント)の教科書だ。読んでほしいのは、ビジネスマンばかりでなく、学校や市役所や病院やNPOやPTAなど、利益を出すのが目的でない組織の人も含まれる。物語を読めば中学生にも理解できるように、「中学校の改善」をテーマに書き下ろした。著者の私が実際に学校現場で遭遇したことをベースにしているから、リアルに追体験ができるだろう。

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2005年8月25日 (木)

『私の身体は頭がいい 非中枢的身体論』 内田樹

私の身体(からだ)は頭がいい
内田 樹著
新曜社 (2003.5)
通常2??3日以内に発送します。

面白いところがあったら付箋を付けて、あとで引用しよう、なぞと思って読み始めたら、付箋だらけになってしまって、途中でやめました。そもそも脳より身体を重視している私にとっては、もうなんというか、「そうそう」「それそれ」「おっしゃるとおり」「全くもって同感」の連続で、この本を読んだだけで(もし私がいま病気だったら)症状が軽くなっただろう、と思うほど楽しく読めた。

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2005年8月14日 (日)

『菊と葵のものがたり』 高松宮妃喜久子

菊と葵のものがたり
高松宮妃喜久子著
中央公論新社 (2002.1)
通常1??3週間以内に発送します。

正式なお名前は「宣仁親王妃喜久子(のぶひとしんのうひきくこ)」だそうだ。本書の奥付の著者名はそのように表記されている。

タイトルの「菊」はもちろん皇室を、「葵」は徳川家を表している。著者は最後の将軍徳川慶喜の直系の孫にあたる。ご本人の話によれば、徳川家のおてんば娘として育ったということだが、母は皇族の有栖川家の出であるから、「武家から皇室へ」といっても、喜久子妃の中でコペルニクス的転回があったわけではないのかもしれない。

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2005年8月 6日 (土)

『こころの処方箋』 河合隼雄

こころの処方箋
河合 隼雄著
新潮社 (1998.6)
通常2??3日以内に発送します。

1988年2月号から1991年12月号まで『新刊ニュース』に連載されたものに、10章ほど書き加えて、1991年に文庫化されたもの。読みやすく、平易な言葉で、常識的なことが述べられている。タイトルを少し挙げてみると、「人の心などわかるはずがない」「己を殺して他人を殺す」「100点以外はダメなときがある」「ものごとは努力によっては解決しない」など。

特徴は幾つかあるけれど、全体に共通していえることをまとめてみると、次のような点かと思われる。

  断定しない。

  物事に特効薬はない。

  ケース・バイ・ケースである。

  事実は一つではなく見方によって変わる。

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