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2006年6月

2006年6月18日 (日)

『あたりまえのこと』 倉橋由美子

あたりまえのこと
倉橋 由美子著
朝日新聞社 (2005.2)
通常2-3日以内に発送します。

『最後から二番目の毒想』も面白かったけれど、本書は文学論に限定されているので、なおのこと面白い。痛快、痛快。

文体が大事という倉橋は、こんなふうに言っています。

文章の巧さは天成のもので、これは歌手の声のよさ、歌の巧さと同じです。残念ながら、文章というものは、大家の書いた文章読本などを読んで修行してみたところで大してうまくなれるわけではありません。文章の下手な人は、たとえば学者になって専門家にだけ読まれる研究論文を書くことならできますが、売文業には向かないのです。ましてや小説を書くことなど論外です。

厳しいっ(>_<) そして、西田幾太郎の文章を例示したあと、「ほとんど寝言」、さらには吉川幸次郎の『徂徠学案』などという難しいものから引っ張ってきた文章を例示して、「これもいささか音痴の人の歌を思わせる文章です」とおっしゃいます。凄すぎ……。

さて、以下の文章を久しぶりにbk1に投稿しました。

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2006年6月13日 (火)

『第三の時効』 横山秀夫

第三の時効
第三の時効
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.13
横山 秀夫著
集英社 (2003.2)
通常2-3日以内に発送します。

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