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2009年4月27日 (月)

「はにかみ高校生」

おはようございます。今日もよいお天気! あちこち筋肉痛で、日焼けもしていまーす。ああ、健康的(笑)。

古本市のあとはアクセスが増えるのですが、何故かオカタケさん(岡崎武志さん)のサイトからの訪問者が多いので、何が起きたのか? とオカタケさんのブログを見に行ってみると、あらま、びっくり。私が昨夜書いたみちくさ市の報告に登場する「はにかみ高校生」に関する記載を紹介してくださっていたのでした。(オカタケさんのブログはこちらです)

オカタケさんのお店にも彼は現われ、非常に印象に残ったとのこと。オカタケさんが書いておられるとおり、たたずまいから何から、この下世話な世界からカッキリと切り取られているような感じなのです。

とみきち屋の古本市参加は今回が三回目。これまでの経験はたった二回ですが、「またあのお客さんに会いたいなぁ」と思う方が何人かいらっしゃいます。この「はにかみ高校生」はその中の一人でした。視界の端からあらわれた途端、「来たっ!」。私は、子羊に待ち伏せしているお腹をすかせた狼か(笑)。

プレ開催のときも非常に印象的だったので、番頭の風太郎が彼の様子を書いています。(こちら

ちなみに今回は、わずかに顔を斜めに傾けて、肩掛け鞄を片手で押さえながら、腰を少しかがめて(どかんとしゃがむこともなく、膝も揃えたまま)、静かに静かに箱の中を眺め、すっと一冊の本を手に取り、そっとこちらに差し出しました。その本は、中野好夫の『人間うらおもて』(ちくま文庫) うーん、まいった。。。

去っていく彼を見ていたら、隣の出店場所に足をとめていました。少し狭いスペースにお客さんが大勢いたので、なかなか彼の番にならず、前があくのを待っているそのたたずまいも、なんと、まあ、静かな風情なんでしょう。わずかなほほえみをたたえて、首をかしげて立っている彼の周囲だけは、違う時間が流れているようでした。

また来てくださいね。こういう出会いが、古本市の楽しさの一つです。

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コメント

「はにかみ高校生」、惹かれますねえ。いまどき天然記念物のような文学少年。モウソウがふくらむ一方です。

投稿: soneakira | 2009年4月27日 (月) 18:01

とみきちさん、いやあ、「はにかみ」くんにはしびれました。ほんと、そこだけ空気が違っていましたね。ご両親や、お姉さんがいたら、会ってお話ししてみたい、と思いました。ではでは。

投稿: 岡崎武志 | 2009年4月27日 (月) 21:32

>soneakiraさん

お久しぶりです!

「文学少年」が彼のすべてなのかどうかは、謎、なんですよね。彼の一部であることは確実なんですが……。

ほんの一瞬で彼を視認できるのに、声は聞いたことがない。神秘的~~。

本を媒介にすると、今の世の中もまた違った様相を呈してきます。

もしお時間があったら、一箱古本市にいらしてくださいね~。

投稿: とみきち | 2009年4月27日 (月) 22:38

>岡崎武志さん

こんばんは! 昨日は、当店より初めてのお買い上げをありがとうございました(笑)。

はにかみ君が視界に入ってきた瞬間に察知できますよね、ホント、空気が違いますから。一箱古本市が彼のテリトリーになっているのかどうか未確認ですが、どこかで確認したら、ブログで報告いたします。

「あの人に今度はこれを買ってもらおう」と思って選書するのって、恋愛中の気分に似ていますね。どんな商売でも、恋愛の気分でやったらいいんでしょうね~。

投稿: とみきち | 2009年4月27日 (月) 22:42

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