金曜日。
2月17日(金)
午前4時過ぎ就寝、7時半過ぎ起床。睡眠時間が短くなっていく。まさに「時短」です。車には水滴があるが、前夜のみぞれは朝までは続かなかった模様。寒い。
3人で朝食を食べ、8時50分に義母を入浴デイサービスに送り出してから仕事。起こしを手伝っていただき、1カ月遅れで送られてきたエクスマセミナーの仕上げ。
11時に家を出て、今日は実家の父の通院立ち会い。12時の予約で、前回は1時間半くらい待たされたので、ゆるゆると。12時5分前に到着すると、1階ロビーに父の姿。「全部終わっちゃったよ」。担当医(のみならず、病院全体か?)が外出するので、予約時刻よりも30分も早く呼ばれたのだという。採血は後回しになったので、最新データに基づく診断は無し、ということ。ずいぶんいい加減なことだ。
12時半には会計も終わって、最寄りのJR駅に。外食すると、刺激が強すぎてお腹を壊すからと、父がお土産におまんじゅうを買ってくれた。バスを待ったりしているあいだ、夫の両親の様子が話題に。父は、約10年年上(あと2カ月で90歳)の義父が、1年以上一人で暮らしていることへの驚嘆の気持ちを抱いているのだ。また、母と同室に入院していた具合の悪かった頃の義母を見ているので、最近の様子を話すと、ものすごい力だと感心すると同時に、励まされる気持ちなのだろうと思う。
1時過ぎに地元駅に戻り、食料を少々買って帰宅。昼食。
あとは、ずっと家で仕事。エクスマセミナーを進めている。明日いっぱいで完成するかな。そのかわり、最終講義の今日中仕上げは諦めた。土日で形を整えたい。来週の出張までにあとはインタビューと、チーム仕事の分担決めとをなんとかやり終えたい。どうなるかな~。大阪出張の際は、先日のN氏ご紹介企業トップの案件を、PCを使わず、紙ベースでやりたいと思う。ああ、PCを買わなくちゃ。
夜10時頃、みぞれが降り始めた。昨日よりも体積は大きい。新聞の天気予報にまた氷点下の表示が出ると驚いてしまう。
「文藝春秋」2012年3月号を夫が買ってきた。芥川賞発表もそうだけれど、37年前に掲載された「日本の自殺」が採録されていることを、「考える人」の河野編集長がメルマガで紹介されているのを読んだことがきっかけ。ちらちらと目を通した。私は夫とは違い、思想地図についてはとことん疎いのであるけれど、この「日本の自殺」の文脈と、河野編集長のメルマガの力点と、そのあたりをぼんやりと把握することくらいはできる。時代の変容、工業化社会の豊かさ(に見えた貧しさ)、飢えない生活と引き替えにした「考える力」というような物の見方、等については、違和感を覚えるどころか、シンクロするような感じである。ロジックとしてどうなのか?といったレベルの読み込みはしていないので、漠然とした感想ではあるけれど。
野生を失わずにいることが、動物でもある人間の美徳の一つであると考える。野生のセンサーを次々に失っていくことは、生き物としての破滅につながる。そして、現実生活にストレートに貢献しないような芸術、文化こそが人間に許された贅沢であり、想像力は人間の持てる力のうちで最善・最高の能力である、とも思う。想像できるからこそ、現実をきちんと生きることができるのではないかと。
どれほど汚い気持ち、卑しい気持ち、さもしい気持ちを心の中に抱いていようとも、それを想像力の範囲内にとどめておくことができさえすれば、スプリームな人間になれるだろうか? ほとんどすべての平凡な人間には、邪悪な思いをすべて想像力の中にとどめておくことなどできないだろうから。
心に嵐が吹きすさぼうと、笑みをたたえて毎日を送る。なーんてことができるかな。心が凍り付いてしまうより、こっちのほうがずっといい。
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