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2020年7月20日 (月曜日)

7月19日(日)・20日(月)

◆7月19日(日)

・2:20に布団に入るも寝付かず。眠くないなぁとごろごろしていたら、3:00過ぎに寝入った模様。体のリズムを自分の都合に合わせてヒョイヒョイ変えようとしても、そう思いどおりにはならず、という感じ。義母や夫にしばしば言っていたとおり。「普段からケアしないでおいて、いざというときにからだが言うことを聞かないと言って怒るのはお門違い。からだの身になってごらんなさい。かわいそうですよ。まずは、わがままな持ち主によく付き合ってくれるね。いつもありがとうとお礼を言ってしかるべきでしょう」なんてね(笑)。

・地元の映画館で『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を一人で鑑賞。外は暑そうなので車で。シネコンが入っている建物の駐車場に入れる。スクリーンは小さめで82席。座席の予約は一つ置き。入っていたのは30人弱かなぁ。もっとガラガラかと思ったけれど。

・『若草物語』は、もちろんオルコット原作の4姉妹の話。映画を見たあとwikiなどを見て、原作は四部作と初めて知った。私はどうやら『続・若草物語』まで読んであったようだ。それにしても、若い頃、というか子どもの頃に読んだ本の印象はどうしてこうも鮮明なのだろう。メグ、ジョー、ベス、エイミー、それぞれの性格もエピソードも本当によく覚えている。これまでに何度も映画化されてきており、キャサリン・ヘプバーンやら、エリザベス・テイラーやらが出ているようだけれど、私はいずれも未見。映画としては今回見るのが初めて。自分なりに抱いていたイメージと重なるところもあり、違うところもあり。まず主人公のジョーは、もっと破天荒で一本気、硬い印象があった。本作のジョー(シアーシャ・ローナンの演技力はすばらしい)は、それよりももう少し線が細く、ややマイルドだったかな。ベスはイメージが違っていた。エイミー(フローレンス・ピュー)も、もっと賢さと、背伸びしているわがままな末娘という印象があってもいいと思った。野太い声、ふてぶてしさ、目つき、体格などが、相手の言いたいことを先回りして自分が傷つかないようにするという役回りと、ちょっと乖離している印象が。演技は上手だったけれど。

・姉妹以外に重要な役割を担う隣家のローリー(ティモシー・シャラメ)は、憂いを讃えた瞳が印象的。本を読んだとき、おてんばなジョーに振り回されるあまり運動ができない線の細い、いまひとつ立ち回りのうまくない少年という印象だったので、それに比べると、ただの「いい人」で終わるタイプには見えない、とても魅力的な役作りになっていた。妖精のようで、竹宮恵子の漫画に出てきそうな印象。そのほか、資産家のマーチ大叔母さん(メリル・ストリープ)や、四姉妹の母親のマーチ夫人(ローラ・ダーン)の存在感が効いていた。メグ(エマ・ワトソン)は長女らしさがちょっと足りなかったかな。とてもきれいだったけれど。

・さて、興味深かったのは時代背景。南北戦争中のアメリカである。四姉妹の父はピューリタンの牧師。黒人解放の理念を持ち、北軍の従軍牧師として戦地に赴いている。そうか、この時代か~。そして、家族の精神文化の中心にピューリタンの教えがある。そのバイブル的な書物が『天路歴程』なのだそうだ(wikiより)。おお、出ました、ジョン・バニヤン。高校で読んでおいてよかったなあと思う。最近読み返していたシャーウッド・アンダスンの小説の時代背景は南北戦争直後。マーチ家ではメグが「貧乏ってイヤね」と言ったり、「そんな高価なものは買えない」といった会話が出てくるが、実際は中流階級と思われる。アンダスンの描く世界は、もう少し文化の伝播が遅い小さな町。人々の心のよりどころにキリスト教はあるのだが、もう少し粗野だったり、言葉、表現力を持たなかったり、話し合いができなかったりする人たちが主人公。女性にとって結婚の持つ意味、女性の職業がほとんどないという現実など、19世紀のこの時代のアメリカの状況を踏まえて、主人公たちの葛藤や悩み、人生の選択の持つ意味を理解する必要がある。映画として見たことで、それが明確になった。またアンダスンを読み返そう。

・もう一つ興味深かったのは、演劇、芝居が日常にあること。クリスマスの日、ジョーの書いた脚本に基づき、姉妹は仮装をして家でお芝居を上演し、近所の子どもたちが来て鑑賞するシーンがある。私もキリスト教の幼稚園に通ったので、クリスマスにはイエスキリスト降誕のお芝居をやった記憶がある。芝居を通して三賢人というものが何であるのかおぼろげにわかったし、「かいばおけのなかにても~」と賛美歌を歌ったことも、きちんとした理解につながったと思う。こういう教育を積み重ねていくうえで、芝居の重要性は大きいと感じた。先般読んだブレイディみかこの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の中の、イギリスの学校教育における演劇教育に関する考察が強く印象に残っていることもあり、余計にそう感じたのかもしれない。

 わたしは保育士として働いていた人間だが、この英国教育における演劇重視のスタンスは、保育施設における幼児教育にも反映されていた。英国政府が定めた幼児教育プログラムEYFSも「コミュニケーション&ランゲージ」という指導要領項目の中で、4歳の就学時までに到達すべき発育目標の一つに「言葉を使って役柄や経験を再現できるようになる」というゴールを掲げていた。
 だから、英国の幼児教育施設は演劇的な指導を日々の保育に取り入れている。笑っている顔は、嬉しいとき、楽しいときにする表情であり、怒っている顔は怒りを感じているときにする表情なのだということを幼児に教え込むのだ。
  (中略)
 わたしが勤めていた託児所は失業率と貧困率が非常に高い地域の慈善施設の中にあり、DV、依存症などの問題を抱えた家庭の子どもが多く通っていた。彼らは表情に乏しかったり、うまく感情を伝えられないことが多かった。他人に自分の感情を伝えられない子どもは、他人の感情を読み取ることもできない。他者がつらそうな顔をしていたり、嫌がって泣き始めても、それが彼らに痛みを与えている自分に対する「ストップ」のサインなのだとわからない。問題行動が見られる子どもはこうしたコミュニケーション面での発育が不十分な場合が多い。だからこそ、わたしが「底辺託児所」と呼んでいた託児所では演劇的な要素を取り入れたゲームや遊びに力を入れていた。

 

・映画館で映画を楽しんだのは久しぶり。古典は安心して見られるな~。監督・脚本のグレタ・ガーウィグは普遍的、社会的なテーマを込める表現者だということなので、そいうメッセージ性は高いと思う。しかし、それも元のこの四姉妹のキャラクターづくりが秀逸だからこそ、という気がする。こういう映画ならいつでも見たい。

・コーヒーを飲んで一息入れてから帰ろうと思ったが、あいにくカフェは満席。すごすごとそのまま車を出して帰宅。

・あ、そうそう、昨日の筋肉痛はそこかしこにあるものの、激しく痛むところはなかったので一安心。昨日テニスボールでよーくほぐしておいたのがよかったのだと思う。嬉しいのは、膝や足首、腰が炎症を起こすことがなかったこと。だいぶ筋力がついた証拠ではないだろうか。このまましっかりと体を立て直していけたらいいなぁ。夜、またテニスボールでぐりぐり、ストレッチもたっぷり。英語の暗記。

・土曜の丑の日は21日だけれど、一足早く、夕餉はウナギをいただきました~。

◆7月20日(月)

・2:00過ぎ就寝、5:45起床。鍼の予約が7:00なので、ごみ出しをしてから6:25に車で家を出る。国道はかなり混んでいて、時速60キロ出すことができない。信号6~7個ノンストップで行かれるところ、3回、4回と赤信号に引っかかる。いつもは10分以上余裕をもって着くのに、今日は5分早く出たのに駐車場に着いたのが7:00。月曜日、20日という条件が重なったせいでしょう。治療は顔のみ。買ってきてと頼まれていた山椒の瓶を2つ、忘れずに渡す。

・帰りもなんとなく流れが悪く、8:15頃帰宅。朝から気温が高く26℃。とりあえず雨は降りそうもないので洗濯をしたいところだが、今日は雨でずっと延びていた工事が進められることでしょう。外干しができないので洗濯はせず。昨日ある程度まとめてしておいてよかった。90分仮眠をとって、ヨガに。12:40スタートのレッスン。暑いから車で12:00に家を出る。外気温は36℃という表示。うわ~、それは大げさだけど、蒸し蒸しして、なかなかしんどい。

・ヨガの受付で、体調チェック票に記入。額にピッと赤外線体温計を向けられた。「あれ? こういうことになったんですか」「そうなんです。35.9℃ですね」「あれ? そんなに低いですか。今朝は36.4℃でしたが」「髪の毛があったからでしょうか」「それじゃ、前髪をどけて」 ピッ。「36.6℃です」「えっ、そんなに違う? 髪の毛の働きってすごいんですねえ」「アハハ、ほんと、すごいですね」。

・今日は、何度も受けているKoさんの骨盤筋を整えるクラス。これ、とてもいのです。強度は3とあるけど、それほどでもない。私の苦手なものがそれほど多くないと言ったほうが正確かな。ダウンドッグとか、うつ伏せになっての背筋強化の運動とかもあるから、筋力を使う動きもそれなりにあるので。終わったあと、参加自由の10分ヨガがあり、小胸筋をほぐすというテーマだった。うつ伏せになって、片方の手を手のひらを下向きにして真横に伸ばし、手をそのままにして体全体を手を後ろに置いていく方向に胸を開いていく。胸が柔らかく開く人は、その姿勢で小胸筋の下にテニスボールを入れる。私は右はまだましだったが、五十肩をやった左の開きが悪くて、右をやったあと左をやってみたら、「あ、こっちは全然ダメ」と独り言。Koさん、終わったあと、「左が開きませんでしたか」「はい、こっちは五十肩をやったので、ずっとかばっていたのかもしれません」「少しずつほぐしていくようにすると、だんだん開く時間が長くなりますよ」「そうですね。それでも肩甲骨が少し寄せられるようになってきたので」「いいですね。そうなるとだんだん開いていくと思います」「昨日、テニスボールでお尻をずっとほぐしていたら、股関節の可動域が少し広がりました」「そうですか。ほぐすと違いますよね」「でも、すぐに戻ります」「ハハハ、体の状態は常に変化しているので。確かに元に戻っちゃうんですけど、根気よく繰り返しているうちに、だんだんと体がその状態を覚えていきますから」「はい、続けたいと思います~。変わってくると嬉しいです」「ホントですね」「だけど覚えることが多すぎて」「確かに覚えること多いですよね」「時々、忘れられた部分の子が、最近ケアしてくれないって文句言ってたりします」「そうそう、あたしのことも……って言いますよね」みたいな会話を。Koさんは、体との対話という概念を実感として持っている感じがする。習ったことをそのまま伝えるのではなく、自分の体を通した言葉になっている感じ。こういう会話をしていても、そういう感じが伝わってくる。楽しい。

・シャワーを浴びてスッキリ。受付で今度はKiさんと少しおしゃべり。土曜日にエクササイズを初めて体験したと言ったら、「どうでしたか? 楽しめましたか?」 ブログに書いたような報告をしたら、「じゃあOKですね。楽しいですよね。また参加してください。私もその理シーズのビューティというのを今度担当するので、よかったら参加してください」。これは強度は土曜日と同じ程度。バレエやピラティスの要素なども入っていて、どちらかというと引き締めにフォーカスしたトレーニング系だそうだ。「バレエだったら柔軟性が必要なんじゃないですか?」「いえいえ、大丈夫ですよ」とのこと。「それじゃあ、参加する勇気が出たらいつか受けてみますね」。

・汗をかいたあとは、外の暑さがまったく気にならない。むしろ涼しく感じるほど。不思議だなぁ。そのうちにまた暑さを感じるのだけれど。スーパーで少しだけ買い物をして、14:45頃帰宅。工事は進行中。壁に響くビーンという音、外壁のレンガを削っているのか、かなり大きな音がいろいろなところから断続的に聞こえてくる。そして明日も同じ工事が続くそうで、まだ外干し禁止だ。ウェアとラグ、タオルを洗濯。

・ちょっと疲れているけれど、ここで昼寝をすると夜寝られなくなるので我慢。

・いろいろな連絡をして、英語をちょっとやって、ブログを書いていたらあっという間に夜である。この生活に仕事が入る余地はないわねえ。近々やらねばならないことは、ワークショップの課題探し、自動車運転免許更新、誕生日健診の予約、お中元の手配。そして、常にございます課題はお片付け。はぁ、進んでおりません~。

・左手親指の付け根の骨だか関節だか、今朝は大丈夫だと思ってR先生に言わなかったけれど、今キーボードを打っていると、時々ガクッと引っかかる。痛みまではいかないのだけれど。

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