寒さが続く。
今日も寒い一日だった。とはいっても、10時~7時頃まで高井戸倶楽部でセミナーを聞いていたので、そのかんは大丈夫だったけど。帰途、みぞれまじりの雨が落ち始めていた。寒かろうと何だろうと、エクスマセミナーの一日はいつも楽しいし、元気がもらえる~。気力はだいぶ回復。
講演デビューの方の講演を聞きながら、伝えることの難しさを感じた。あそこまで話すのはきっと大変だっただろうとは思うものの、結局、何を伝えたかったのか。そこがぼんやりしてしまったかも。本人の中では納得感はあったのだろうけれど。伝えることは難しい。
電車では『子規・漱石』をちょろちょろと読む。ほんの十分程度しか乗らないので、たいして進まず。
私が漱石氏に就いての一番古い記憶はその大学の帽子を被っている姿である。時は明治二十四、五年の頃で、場所は松山の中の川に沿うた古い家(うち)の一室である。それは或る年の春休みか夏休みかに子規居士が帰省していた時のことで、その席上には和風姿の居士と大学の制服の膝をキチンと折って坐った若い人と、居士の母堂と私とがあった。(略)他の二人の目から見たらその頃まだ中学生であった私はほんの子供であったであろう。(略)その席上ではどんな話があったか、全く私の記憶には残っておらぬ。ただ何事も放胆的であるように見えた子規居士と反対に、極めてつつましやかに紳士的な態度をとっていた漱石氏の模様が昨日の出来事の如くはっきりと眼に残っている。漱石氏は洋服の膝を正しく折って静座して、松山鮓の皿を取上げて一粒もこぼさぬように行儀正しくそれを食べるのであった。そうして子規居士はと見ると、和服姿にあぐらをかいてぞんざいな様子で箸をとるのであった。
などという描写がある。想像するだに楽しい。
今日は早めに寝て、明日は一日、何の予定もないので、みっちり働きましょう。


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